InfrastructureモニタリングのAPMデータ

APMとInfrastructureデータのインテグレーションにより、APMデータとInfrastructureデータを並べて表示し、問題の根本的な原因を迅速に発見できます。

InfrastructureモニタリングでAPMデータを検索・使用する主な方法は次のとおりです。

• インフラストラクチャモニタリングUIページでAPMチャートを表示する
• ホストをアプリケーションデータ別にフィルタリングする
• InfrastructureとAPMを切り替える
• インベントリとイベントページでAPMデータを調べる

Infrastructureデータは、APMの概要ページにあるホストテーブルのAPMに表示されます。

APMおよびインフラストラクチャデータのログを表示

また、ログとアプリケーションのデータを統合して、トラブルシューティングをより簡単かつ迅速にできます。コンテキストのログでは、エラーとトレースに関連するログメッセージをアプリケーションのUIで直接表示できます。また、Kubernetesクラスタなど、インフラストラクチャデータのコンテキストでログを表示することもできます。New Relic Oneで別のUIページに切り替える必要はありません。

APMとInfrastructureデータを統合する方法

APMとInfrastructureデータを統合するには、次の条件をすべて満たす必要があります。

• APMエージェントとInfrastructureエージェントは同一のホストにインストールされていること
• 両エージェントが同一のNew Relicライセンスキーを使用していること
• 両エージェントが同一のホスト名を使用していること

インテグレーションがうまくいかない場合は、APM-Infrastructureインテグレーションのトラブルシューティングをご覧ください。

APMチャートを表示する

お使いのAPMとInfrastructureデータがリンクされていると、InfrastructureモニタリングUIページ（Hosts、Network、Storage、およびProcesses）でAPMデータチャートにアクセスできます。

別のチャートに切り替えるには：チャートの名前の横にあるドロップダウンを選択し、新しいチャートを選択します。アプリケーション関連のチャートは一番上に表示されます。

アプリケーションデータ別にフィルタリングする

お使いのAPMデータとInfrastructureデータがリンクされていると、アプリケーションを使って表示されたホストデータをフィルタリングできます。

• host filterでApplicationsを選択します。

• フィルタを適用するアプリケーションを選択します。

  ヒント

  Hostsページでは、Applicationsカラムのアイテムを選択することでもフィルタリングが可能です。

InfrastructureとAPMを切り替える

お使いのAPMアカウントとInfrastructureアカウントがリンクされていると、同一の時間範囲でInfrastructureからAPMへ、あるいはその反対へ切り替えることができます。

InfrastructureからAPMへの切り替えは、次の場所から行うことができます。

• Host filterのApplicationsメニューから
• Hostページで、Applicationsテーブルカラムのアプリケーションを選択する時。

APMからInfrastructureへの切り替えは、APM概要ページにあるホストテーブルから行うことができます。

インベントリとイベント内のAPMデータ

お使いのAPMデータとInfrastructureデータがリンクされていると、Infrastructureインベントリページとイベントページで、アプリケーションデータの表示やフィルタリングができます。

APMでホストデータを表示する

お使いのAPMデータとInfrastructureデータがリンクされていると、APMでより多くのホストデータを利用できます。

APM概要ページにはお使いのアプリケーションのホストとインスタンスに関する次のデータが、テーブル形式で記載されています。

• Apdex
• レスポンスタイム
• スループット
• エラー率
• CPU使用率
• メモリ

個々のホストのテーブル表示と分割したメトリックの詳細を切り替えるには、View tableあるいは Break out each metric by hostを選択します。

APM概要ページのホストデータについての詳細は、ホストの詳細をご覧ください。

APMデータの欠落をトラブルシューティングする

APMエージェントとInfrastructureエージェントが同一のホストにインストールされており、両者に同一のNew Relicライセンスキーと同一のホスト名が使われている場合、APM/Infrastructureインテグレーションは自動的に行われます。InfrastructureモニタリングでAPMデータが表示されない場合は、トラブルシューティングをご覧ください。