概要
Node.jsエージェントが request.uri
属性を除外するように設定されていても、トランザクショントレースにURIが記録されてしまいます。これは、URIに機密情報が含まれている環境では、特定のお客様にとって問題となる可能性があります。
発売日: 2020年8月20日
脆弱性の識別子: NR20-02
Priority: Medium
対象となるソフトウェア
以下のNew Relicエージェントのバージョンが影響を受けます。
名前 | 影響を受けるバージョン | リメディエーション版 |
---|---|---|
Node.jsエージェント | < 6.12.1 | 6.12.1 |
脆弱性情報
ユーザーが Node.js エージェントで request.uri
属性を除外するように設定した場合でも、エージェントはトランザクショントレースでその URI を取得します。これにより、認証されたアカウントのユーザーは、トランザクショントレースの詳細をNew Relic Oneやクエリで表示できる場所であればどこでもURIを見ることができます。これには、 Transaction traces Transactions ページのセクション、 Transaction trace details 、UI の query builder が含まれます (ただし、これらに限定されません)。
緩和要因
これは、 request.uri
属性を除外するように設定された Node.js エージェントにのみ影響します。
回避策
セキュリティの脆弱性をNew Relicに報告
ニューレリックは、お客様とお客様のデータのセキュリティを重視しています。私たちの製品やウェブサイトにセキュリティ上の脆弱性を発見された場合、New Relic の協調的開示プログラムに報告していただくことを歓迎し、大変感謝しています。詳細については、 セキュリティ脆弱性の報告に関するドキュメント をご覧ください。